要介護2

【読み方:ようかいごに、分類:状態】

要介護2は、日本の介護保険制度において、被保険者の介護を必要とする度合い(要介護度)の中で「軽度の介護を必要とする状態」のことをいいます。これは、要介護認定一次判定二次判定を経て認定されるもので、認定後に「要介護2」に合ったサービスを利用できるようになり、また支給限度基準額(保険給付の限度額)も決まります。

●身体の状態例(目安)

軽度の介護を必要とする状態。

・排泄や食事に何らかの介助を必要とすることがある
・立ち上がりや片足での立位保持等の複雑な動作に何らかの支えを必要とする
・歩行や両足での立位保持等の移動の動作に何らかの支えを必要とする
・見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話の全般に何らかの介助を必要とする
・問題行動や理解低下が見られることがある

●利用できるサービスの水準(目安)

訪問介護訪問看護、通所リハビリテーションなど。

・週3回の訪問介護
・週1回の訪問看護
・週3回の通所系サービス
・3カ月に1週間程度の短期入所
・福祉用具貸与(認知症老人徘徊感知機器)