一次判定

【読み方:いちじはんてい、分類:介護】

一次判定は、日本の介護保険制度において、介護サービスを希望する被保険者が市町村に要介護認定等の申請をした場合、申請者に対する訪問調査による認定調査票の結果をコンピュータで処理(判定)したものをいいます。これは、どの程度、介護に要する時間が必要であるか(要介護認定等基準時間)を推測し、その合計時間により「自立」「要支援1~2」「要介護1~5」のいずれかに該当するかを判定するものです。

なお、この一次判定の結果は、最終的な決定ではなく、二次判定の原案となり、その後、介護認定審査会において、主冶医の意見書や認定調査票の特記事項などの内容を加味した「総合的な審査判定(二次判定)」を行うことになります。