要支援状態

【読み方:ようしえんじょうたい、分類:状態】

要支援状態は、要介護状態となる恐れがある状態をいいます。これは、介護保険法において、「身体上若しくは精神上の障害があるために、入浴、排せつ、食事等の日常生活における基本的な動作の全部若しくは一部について、厚生労働省令で定める期間にわたり継続して、常時介護を要する状態の軽減、若しくは悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれ、又は身体上若しくは精神上の障害があるために、厚生労働省令で定める期間にわたり継続して日常生活を営むのに支障があると見込まれる状態であって、支援の必要の程度に応じて厚生労働省令で定める区分(要支援状態区分)のいずれかに該当するものをいう」と定義されています。また、厚生労働省令で定める期間とは、原則6ヵ月とされています。

一般に要支援状態は、介護の必要の度合いは要介護状態よりも軽度ですが、将来的に要介護状態となるのを予防することに留意し、これを目的として予防給付が行われます。

要支援1:社会的支援を必要とする状態
要支援2:部分的に介護を必要とする状態