要支援1

【読み方:ようしえんいち、分類:状態】

要支援1は、日本の介護保険制度において、被保険者の介護を必要とする度合い(要介護度)の中で「要介護状態とは認められないものの、社会的支援を必要とする状態(新予防給付の対象となる方)」のことをいいます。これは、要支援認定一次判定二次判定を経て認定されるもので、認定後に「要支援1」に合ったサービスを利用できるようになり、また支給限度基準額(保険給付の限度額)も決まります。

●身体の状態例(目安)

要介護状態とは認められないものの、社会的支援を必要とする状態。

・排泄や食事は、ほとんど自分ひとりでできる
・立ち上がりや片足での立位保持等の複雑な動作に何らかの支えを必要とすることがある
・居室の掃除や身の回りの世話の一部に何らかの介助を必要とする

●利用できるサービスの水準(目安)

目標を設定し、それを達成するための「介護予防サービス」など。

・週1回の介護予防訪問介護
・介護予防通所介護または通所リハビリテーション
・月2回の施設への短期入所