老人クラブ

【読み方:ろうじんくらぶ、分類:組織】

老人クラブは、地域の老人が集まって交流などを図る自主的な組織をいいます。これは、生きがいと健康増進、教養の向上、人と人との交流(親睦)などを目的に活動する高齢者による自主的な組織で、日本各地で運営されています。

その歴史は、1950年頃から日本各地で誕生し、1962年には「全国老人クラブ連合会」が設立されました。その後、老人福祉法に基づき、公的補助がスタートし、日本各地で急速に拡大していきましたが、1998年をピークに会員(加入者)は減少に転じており、今日では過渡期を迎えています。

一般に老人クラブは、60歳以上の同一小地域内に住む会員で組織されることが多く、また具体的な活動としては、寝たきりゼロ運動、クラブ体操、ゲートボール等のシニアスポーツ、病気や老衰等で外出できない会員への自宅訪問、ボランティア活動のほかに、芸能大会や講演会、各種教養講座の開催など、その活動は多岐にわたっています。(入会方法については、居住する地域の老人クラブへ問合せ)