聡明英知

【読み方:そうめいえいち、分類:四字熟語】

聡明英知は、「聡明叡智」とも表記され、物事の理解力や判断力が優れ、道理に通じる才知があることをいいます。これは、物事の理解力や判断力が優れていることを意味する「聡明(そうめい)」と、優れた知恵や深く物事の道理(物事の正しい筋道、人の行うべき正しい道)に通じる才知(知性)を意味する「英知(えいち)」からなる用語で、また似たようなものとして「聡明剛毅(そうめいごうき)」などもあります。

<本用語の使用例>

・聡明英知にして、能く其の性を尽くす者は君師なり
・宣教師のルイス・フロイスはその著「日本史」の中で、宗麟を日本の王侯の中で「最も思慮あり、聡明英知の人」と誉めている