和暦/邦暦

【読み方:われき、分類:概念】

和暦は、「邦暦」とも呼ばれ、西暦に対して、日本独自の年号(年に付ける呼び名)および紀元(歴史上の年数を数える時の基準)をいいます。これは、年号(元号)とそれに続く年によって表示されるもので、飛鳥時代の孝徳天皇によって、645年に制定された「大化」が始まりであり、以来、今日まで使われ続けています。

現在、和暦の元号は、一世一元の詔・旧皇室典範・元号法により、天皇の皇位を継承する際にのみ改めることが定められており、日本が近代に入ってからは、明治、昭和、平成と変更されています。