睡眠段階2

【読み方:すいみんだんかいに、分類:睡眠】

睡眠段階2は、ノンレム睡眠のステージ(段階)の一つで、軽い寝息をたてる状態(まだ浅いものの真の眠りに入った段階)をいいます。これは、睡眠脳波から判別されるもので、睡眠段階の中では出現時間が最も多く、その出現率は50%前後と言われています。具体的には、睡眠ポリグラフ上において、12~14Hz程度の波形である「紡錘波」の出現を特徴とし、また大徐波と紡錘波の組み合わせである「K複合波」も見られます。

一般に人の睡眠段階は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠(1~4)」の二つに分けられ、この中でノンレム睡眠は脳の眠りとも言われ、通常、健康な成人の場合、入眠後、約1時間以内にステージ1からステージ4まで達し、その後徐々に浅くなってレム睡眠になるという「90分程度の周期」を一晩に数回繰り返します。