リテーク/リテイク

【読み方:りてーく、分類:業界】

リテーク(retake)は、「リテイク」とも言い、撮影や録音などにおいて、取り直すことをいいます。これは、撮影や録音など何かを取ることをいう「テーク(テイク)」に対する用語で、映画やテレビ、写真などでは、「再撮」とも言い、何らかの理由で、その撮影のやり直しをすることを指します。また、音楽では、レコーディングのやり直しをすることを指し、最初にレコーディングしたものを「ファーストテーク」と言います。

なお、アニメーションでもリテークがあり、この場合は主に作品の演出・作画・彩色・撮影等のミス部分をきちんとした物に作り直すことをいい、またテレビアニメでは、DVD化する際に、TV放送版では酷かった作画の乱れなどをきちんとした物に描き直したりすることがあります。(一部の作品では、TV放送版よりクオリティの底上げや細かい部分のマイナーチェンジを施すこともあり)

<本用語の使用例>

・監督から「もう1回」とリテイクの指示が何度も続いた
・実は編直前に2カット大きなリテークが見つかり、急いで修正した
・結成20周年を迎え、これまでの楽曲を厳選してリテイクした記念アルバムを発売した