偕楽園の写真

偕楽園(かいらくえん)は、茨城県水戸市にある公園(日本庭園)をいいます。これは、金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」と共に、日本三名園の一つとして知られ、1842年(天保13年)に水戸藩の第9代藩主・徳川斉昭公(1800-1860)により造園されました。その名称は、中国の古典『孟子』の「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という一節に由来し、また『偕楽園記』では「是れ余(斉昭)が衆と楽しみを同じくするの意なり」と述べられています。

現在、偕楽園は、国の史跡及び名勝に指定されており(指定名称:常磐公園)、また隣接する千波湖周辺の拡張部を含めた「偕楽園公園」は、都市公園として、米国・ニューヨークのセントラルパークに次ぎ世界第2位の面積を誇ります。なお、観光面では「梅の名所」として有名ですが、その他にも四季折々で花の見所があり、また眼下に広がる千波湖を望む景観は絶景となっています。

所在地 茨城県水戸市見川
運営者 茨城県
開園 1842年7月1日
面積 300ヘクタール(偕楽園公園)
利用 入園無料、年中開放(本園は開園時間有)

〇好文亭を撮影

好文亭

〇園内を撮影

偕楽園

〇梅の木を撮影

梅の木

〇千波湖方向を撮影

千波湖