雑巾摺

【読み方:ぞうきんずり、分類:内装】

雑巾摺は、住宅において、地板と壁の取合(接合部分)に設ける見切材(細い横木)のことをいいます。これは、押入れの床面と壁面の接合部分、床の間の地板と壁面の接合部分などに多く用いられており、主な役割として、床面や地板の掃除をする時に付近の壁面を汚さないように保護することです。ちなみに、その名称は、雑巾がけの際に、雑巾の端がこの部材をスルことに由来するそうです。