根太床工法

【読み方:ねだゆかこうほう、分類:工法】

根太床工法は、木造住宅において、コンクリートスラブの上に根太(角材)を均等に渡し、その上に床材を張る工法をいいます。また、根太とは、大引きなどと共に、床組を構成する床板を支えるために設置されるもので、床板を受ける横木のことをいいます。

一般に根太床工法は、軽量床衝撃音に対しては遮音性がある程度ありますが、重量床衝撃音に対しては少し弱いと言われています。また、地震によって歪みが生じやすいという指摘もあり、昨今では、耐震性に優れた「根太レス工法(剛床工法)」が主流になっています。