根太レス工法/剛床工法

【読み方:ねだれすこうほう、分類:工法】

根太レス工法は、「剛床工法」とも呼ばれ、根太を設けず、床下地合板の厚みを厚くして、直接梁材に留め付ける床組みの工法をいいます。これは、「剛床」と呼ばれる厚みのある構造用合板(厚みは24mm以上)をに敷き詰め、床全体を一体的な構造にするもので、従来の根太床工法に比べて、地震や台風時に発生する水平力に対して特に強く、火打梁を省くことができます(優れた耐震性)。また、その他にも、床のたわみを抑えたり、床鳴りを抑えたりする効果があり、さらに耐火性や遮音性にも優れています。