敷地調査

【読み方:しきちちょうさ、分類:工程】

敷地調査は、建物を建てるにあたって、建築予定地の土地(敷地)の広さや形状、傾斜、地盤、障害物、ライフラインなどの現状を調査することをいいます。これは、戸建て(住宅)を建てる際にも必要で、建物の具体的なプランとなる基本設計図を作成する前に行われます。

一般に敷地調査では、敷地固有の条件について、法規制を把握する「役所調査」、現況を把握する「測量調査」、建物の基礎を含む土台を検討する「地盤調査」によって分析します。また、その調査結果で三方向から建築計画を考えることにより、敷地固有の特性を活かし、敷地パフォーマンスを十分に引き出した建物を設計することが可能になります。なお、本調査後には「敷地調査報告書」が提出されます。