配置図

【読み方:はいちず、分類:図面】

配置図は、設計図書の一つで、建物の配置や敷地との位置関係を示した図面のことをいいます。これは、設計段階で作成される設計図面の一つで、真北の方向(方位)、敷地の形状、境界線の種類と寸法、道路の位置と幅員、敷地内の高低差、敷地と道路の高低差、隣地境界線から建物までの距離、建物全体の寸法などが記載されています(門扉や塀、庭、車庫、植栽の位置なども記載されることがあり)。また、縮尺は1/100程度で、排水図を兼務して表示される場合もあります。

一般に配置図を見れば、敷地と建物の関係が一目で分かり、敷地の利用状況、人や車の動線、通風や採光、外構などを検討する際に役立ちます。