横すべり出し窓

【読み方:よこすべりだしまど、分類:窓】

横すべり出し窓は、滑り出し窓の一種で、回転軸が水平方向で、横方向の上側を軸として外部に押し出す窓のことをいいます。これは、窓枠の左右に設けられた溝に沿って、窓を外側(室外側)にすべり出させて開けるもので、窓のガラス面が庇代わりとなるため、雨が室内に吹き込むのを防ぎながら通風を確保することができます。また、建具や窓サッシの素材には、アルミやスチール、樹脂、木などが主に用いられています。

なお、横すべり出し窓に対して、回転軸が垂直方向になっているものを「縦すべり出し窓」と言います。