入隅

【読み方:いりすみ、分類:設計】

入隅は、建築用語で、などの二つの面が出合った所の内側の部分をいいます。これは、平面図で見ると出隅と逆であり、壁と壁、壁と柱などが角度をもって交わった際にできる建物の窪んだ(へこんで見える)部分を指します。

一般に建物において、一階に入り隅が三カ所以内の場合は「平面的に整形」と判断されるのに対して、四カ所以上の場合は「平面的に不整形」と判断され、耐震評価も低くなります。