立て板に水

【読み方:たていたにみず、分類:諺】

立て板に水は、「上方いろはかるた」の一つで、よどみなく、すらすらと話すこと(さま)をいいます。これは、弁舌の流暢なさまを、立てかけてある板に水を流すように、すらすらとしゃべることに喩えたものです。なお、その反対の言葉には、つかえながらものを言うことを喩えた「横板に雨垂れ」があります。