泣きっ面に蜂

【読み方:なきっつらにはち、分類:諺】

泣きっ面に蜂は、「江戸いろはかるた」の一つで、「泣き面に蜂(なきつらにはち)」とも言い、不運や不幸が重なることの喩えをいいます。これは、何らかの出来事で泣いている顔をさらに蜂が刺すということに喩えて、不運や不幸なことの上に、さらに不幸が重なることを示唆します。

泣きっ面に蜂

なお、本諺と似たようなものとして、「落ち目に祟り目」や「鬼は弱り目に乗る」「転んだ上を突き飛ばす」「瘤の上の腫れ物」「傷口に塩を塗る」「こけた上を踏まれる」「病み足に腫れ足」「踏んだり蹴ったり」「病む目につき目」「弱り目に祟り目」「一難去ってまた一難」などもあります。