寵愛

【読み方:ちょうあい、分類:愛】

寵愛は、ある人を特別に大切にして愛することをいいます。これは、日常的には、社会的地位の上の人が下の者を非常にかわいがる(目をかける)場合に使われることが多いです。また、「寵愛こうじて尼にする」という慣用句もあり、親が娘を可愛がるあまり、いつまでも嫁にやらないで、ついには尼にしてしまうことを述べたもので、"可愛がるのも度を過ぎると、本人のためにならない喩え"となっています。

<本用語の使用例>

・グループ独立を阻止した○○が一人だけ事務所の寵愛を受けている
・代表監督の寵愛を受けた○○は海外での経験を得るなど、期待を一身に受けた
・天皇の寵愛を受けた道鏡は、宇佐八幡宮の神託だとして、あろうことか皇位につこうとする