要支援認定

【読み方:ようしえんにんてい、分類:介護】

要支援認定は、日本の介護保険制度において、要支援状態にあるかどうか、また本状態にあるとすれば、どの程度かの判定(認定)を行うことをいいます。これは、介護保険からの予防給付を受けようとする人(被保険者)が、日常的に介護が必要というわけではないが、将来的に要介護状態になる恐れのある状態にあって、要介護状態区分(要支援1、要支援2)のいずれかに該当するかを、被保険者の申請によって本人の状況を調査し、市町村が認定を行なうことです(実際の判定は、保険者である市町村に設置された介護認定審査会が行う)。

なお、要支援認定は、介護サービスの給付額に結びつくことから、その基準については全国一律に客観的に定められています。

要支援1:社会的支援を必要とする状態
要支援2:部分的に介護を必要とする状態