テンパる

【読み方:てんぱる、分類:俗語】

テンパるは、用意がすっかり整って対応できる状態になる、もしくは目一杯の状態になっていることをいいます。これは、麻雀で、あと一個必要な牌(パイ)がくれば上がれる状態になることを意味する「聴牌(テンパイ)」が動詞化したものです。

元々は、麻雀で聴牌の状態になることを意味し、それが転じて、用意がすっかり整って対応できる状態になる(物事の成就直前である)という意になり、さらに転じて、目一杯の状態になっている(余裕がなくせっぱ詰まっている)という意になりました。

テンパる

現在、若者などが「テンパる」や「テンパってる」と言った場合は、"余裕がなくせっぱ詰まっている"という意が一般的となっています。

<本用語の使用例>

・一人だとテンパるタイプなので、もっとしっかりしたい
・さすが芸人の妻で、テンパることなく「あぁ、そうなんですか」とトボけて返した
・仕事でテンパるようなことがあったら、何はなくても「ToDoリスト(その日のタスクリスト)」を作る