ほざく

【読み方:ほざく、分類:俗語】

ほざくは、「勝手なことをほざくな」と言うように、他人がものを言うのを罵って(ののしって)いう語をいいます。また、その昔、古語では「盗みほざいたな」と言うように、動詞の連用形に付けて、他人の動作を罵っていう語としても使われていました。

一般に本用語は、他人の話の内容や話した人に対して罵る意を込めて使われる言葉であるため、自分が話す行為に対しては使いません。ただし、言葉の使い方をよく知らない若者の間では、相手(聞き手)を罵る意を込めて、「○○にほざいてやった」と言うなど、間違った使い方をすることもよくあるようです。