自縄自縛

【読み方:じじょうじばく、分類:四字熟語】

自縄自縛は、自分の言動等が自分自身を束縛して、自由に振る舞えず、苦しむことをいいます。これは、「自分の縄で自分を縛る」という意に由来し、日常的には、自分の言葉や行為などのために、自分自身が自由な動きがとれず、苦しい立場になることを意味します。

<本用語の使用例>

・結局、捜査機関は可視化拒否を優先するがあまり、自縄自縛に陥っているのではないか
・「○○の棚上げは認められない」と言わざるをえず、論理の筋は通っても、交渉がしにくい自縄自縛になった
・中長期的な視野を交えて、入念に金融政策の点検・検証を行うことなしに、物価上昇への強いこだわりから自縄自縛になったまま、日銀は総裁主導で突っ走っている感が強い