判官贔屓

【読み方:ほうがん(はんかん)びいき、分類:四字熟語】

判官贔屓は、弱者や敗者、薄幸の者に同情し、味方したり応援したりすることやその気持ち(感情)をいいます。これは、律令制で四等官の第三位を意味する「判官」と、気に入った人を特に引き立てることを意味する「贔屓」からなる用語で、その昔(鎌倉時代)、検非違使の尉じょう(判官)の職にあった源義経が兄の源頼朝に妬まれて滅ぼされたことに対して、多くの人々が同情を寄せたことに由来するものです。

<本用語の使用例>

・選挙が圧勝と予想される場合、判官贔屓で浮動票が動くこともある
・出来レースをひっくり返した○○に判官贔屓も出てくるのではないか