主客転倒

【読み方:しゅかくてんとう/しゅきゃくてんとう、分類:四字熟語】

主客転倒は、「主客顛倒」とも表記され、主となるもの(主)と従となるもの(客)の力関係が逆になることをいいます。これは、主な物事と従属的な物事を意味する「主客(しゅきゃく)」と、逆さまになることを意味する「転倒(てんとう)」からなる用語で、具体的には、主な物事と従属的な物事が逆の取り扱いを受けることを意味します。

一般に本用語は、物事の立場や順序、軽重などを取り違えることを言う場合に使われ、また似たようなものとして、「本末転倒(ほんまつてんとう)」や「冠履顛倒(かんりてんとう)」、「釈根灌枝(しゃくこんかんし)」、「舎本逐末(しゃほんちくまつ)」などもあります。

<本用語の使用例>

・隣国の高飛車な態度に、日本が腰を上げるのは主客転倒ではないか
・雇用促進のための施策が主客転倒の補助金目当てで使われることがある
・国民主権の理念に照らせば、国家の受忍限度を持ち出して人権の訴えを退けるのは主客転倒も甚だしい