1カラット

【英語名:1 carat、分類:質量】

カラットは、ダイヤモンドなどの宝石の質量を表わす実用単位で、「1カラット=0.2グラム(200ミリグラム)」と規定されています。これは、南欧や中東、アフリカなどで食用に栽培される「イナゴ豆(英語:carob、ギリシャ語:keration、アラビア語:quirrat)」が語源で、その昔、分銅(1つの種子の重さが約0.2グラム)として使い、宝石の重さを図っていたことに由来するそうです。1906年に世界の統一的な単位に決まり、日本では1909年に採用されました。

ちなみに、ダイヤモンドにおいて、カラット(Carat:重さ)は、カラー(Color:色合い)、クラリティ(Clarity:透明度)、カット(Cut:研磨)と合わせて「4C」と呼ばれ、その価値(品質等級)を評価する主要な要素となっています。