湯の花

【読み方:ゆのはな、分類:温泉】

湯の花(湯の華)は、「温泉華」とも呼ばれ、温泉の不溶性成分が析出・沈殿したものをいいます。これは、温泉や鉱泉の噴出口や流路などに生じる沈殿物で、硫黄やカルシウム、アルミニウム、鉄、珪素など様々な成分が含まれます。また、それらの成分が入った市販の入浴剤も、湯の花と呼ぶことがあります。

一般に湯の花は、源泉の泉質によって成分が異なり、その主成分に応じて、硫黄華、硫酸塩華、石灰華、珪華などに分類されます。