火に油を注ぐ

【読み方:ひにあぶらをそそぐ、分類:諺】

火に油を注ぐは、「燃える火に油を注ぐ」とも言い、勢いのあるものにさらに勢いをつけることの喩えをいいます。これは、勢いよく燃えている火に油を注ぐとさらに火勢が強くなることから、通常、勢いの盛んなものにさらに勢いを加えるような行為をすることを意味します。

火に油を注ぐ

一般に本諺は、自分の本当の望みとは違っている、不本意な場合に使われ、また似たようなものとして、「薪に油を添える」や「駆け馬に鞭」などもあります。