虚仮の一心

【読み方:こけのいっしん、分類:諺】

虚仮の一心は、「虚仮も一心」や「虚仮の一念」とも言い、愚か者が一つのことだけに心を傾けてやり遂げようとすることをいいます。これは、思慮の浅いことや愚かなことを意味する「虚仮」と、心を一つの事に集中することを意味する「一心」からなる用語で、上記の意味のほか、愚かな者でも一心にやれば、目的を達成できたり優れたことができたりすることも示唆します。