渡りに船

【読み方:わたりにふね、分類:諺】

渡りに船(渡りに舟)は、「渡りに船を得る」とも言い、望んでいるものが、ちょうど都合よく得られる(与えられる)ことをいいます。これは、どうやって川を渡ろうかと考えていた時に、都合よく目の前に船が漕ぎ寄せてきたということに由来し、一般的には、必要な物がそろったり、望ましい状態になったりして好都合なことを意味します。

渡りに船

なお、本諺と似たようなものとして、「干天の慈雨」や「日照りに雨」、「闇夜の提灯」などもあります。