無くて七癖

【読み方:なくてななくせ、分類:諺】

無くて七癖は、どんな人でも多少は癖があることをいいます。これは、「無くて七癖有って四十八癖」とも言い、人には多かれ少なかれ、みな癖があることを述べたもので、また「七」は「無くて」の「な」に音を合わせ、調子を合わせたものとなっています。

なお、本用語と似たようなものとして、「難なくして七癖」や「人に七癖我が身に八癖」、「人に一癖馬に馬癖」などもあります。