馬鹿と鋏は使いよう

【読み方:ばかとはさみはつかいよう、分類:諺】

馬鹿と鋏は使いようは、人を使う時は、その人の能力を活かせるように、うまく使うべきであることをいいます。これは、人を使う側の視点で述べたものであり、切れない鋏でも、使い方によっては切れるように、愚かな(バカな)者でも仕事の与え方によっては役立つことを示唆する喩えとなっています。

なお、本用語と似たようなものとして、「阿呆と鋏は使いようで切れる」や「剃刀と奉公人は使いよう」、「奉公人と牡牛は使いようで動く」などもあります。