他人の疝気を頭痛に病む

【読み方:たにんのせんきをずつうにやむ、分類:諺】

他人の疝気を頭痛に病むは、自分に関係のない物事で心配や気遣いをすることの喩えをいいます。また、疝気(せんき)とは、漢方で下腹部の痛む病気のことをいいます。これは、自分と何の関係もない他人の疝気を心配して、自分が頭痛になることから、直接自分に関係ないことに余計な心配をすることの喩えとなっています。

なお、本用語と似たようなものとして、「隣の疝気を頭痛に病む」や「踵で頭痛を病む」などもあります。