眼光紙背に徹す

【読み方:がんこうしはいにてっす、分類:諺】

眼光紙背に徹すは、「眼光紙背に徹する」や「眼紙背に透る」とも言い、書物を読んで、文面の奥(字句の背後)にある深い意味まで見抜くことをいいます。これは、目の光や物事を見通す力である「眼光」と、紙の裏側や文字には表されていない文の裏の意味である「紙背」などからなる用語で、書の裏側まで見通すという意から、読解力が鋭いことも意味します。

なお、本用語と似たようなものとして、「行間を読む」などもあります。