桃栗三年柿八年

【読み方:ももくりさんねんかきはちねん、分類:諺】

桃栗三年柿八年は、芽生えの時から、桃と栗は3年、柿は8年経てば実を結ぶことをいいます。これは、「尾張いろはかるた」の一つで、桃や栗、柿などの果樹を植えたら、その実がなるまで相応の歳月を待たねばならないことから、何事も成し遂げるまでには相応の年月(時間)が必要であるという喩えとなっています。

桃栗三年柿八年

なお、「桃栗三年柿八年」の後に、「梅は酸いとて十三年」や「柚子(ゆず)は九年の花盛り」、「枇杷(びわ)は九年でなりかねる」などと続けて言うこともあります。