ドライエリア

【読み方:どらいえりあ、分類:外構】

ドライエリアは、「空堀」とも呼ばれ、地下室がある建物において、建物の周囲の地面を掘り下げて作った空間のことをいいます。これは、地下室の採光や換気、防湿などのために、外壁に沿って地面が堀り下げられたもので、建築基準法では、衛生上の理由から地下室にドライエリアを設けることを定めています(災害時の避難・救出の経路を確保できるという利点もあり)。

一般にドライエリアは、戸建て(住宅)の場合、プライバシーを守ったり、雨水の侵入を防止したりするために、地上部分に腰壁が設けられることが多いです。また、地下室の中から見ると、高い塀のある地上の部屋と同じような感覚となり、さらに植栽もできるので小さな庭にもなります。