防火戸

【読み方:ぼうかど、分類:戸】

防火戸は、建物において、一定の防火性能を持つ戸をいいます。これは、「防火扉」とも呼ばれ、建築基準法に規定される防火設備の一種で、通常は人の通行が可能ですが、火災時に火炎の貫通を防止できるように設計されています。

現在、日本の防火戸には、「防火設備としての防火戸」と「特定防火設備としての防火戸」があり、それぞれ求められる性能が異なっています。また、特定防火設備としての防火戸には、「常時閉鎖型防火戸」と「随時閉鎖型防火戸」があります。