なおざり

【読み方:なおざり、分類:概念】

なおざりは、漢字で「等閑」と表記され、真剣(本気)でないこと、いい加減にして放っておくことをいいます。これは、深く心にとめないやほどほどであっさりしているさまが原義(古い意味)で、それが転じて、きちんとすべきことを手を抜いていい加減にするさまを意味するようになりました。また、似たような感じの用語の「ないがしろ」は、大切にすべきものを粗略に扱うことや無視するさまをいいます。

一般に本用語は、日常的には、「仕事をなおざりにする」や「なおざりな練習態度」というように使われます。