惨状

【読み方:さんじょう、分類:概念】

惨状は、ある要因で、惨(むご)たらしいありさまや痛々しいありさまをいいます。これは、貧困や疫病、事件、事故、災害、紛争、戦争、不景気などのために「悲惨な状況」や「むごい状況」を述べる際に使われ、また類語には「窮状(きゅうじょう)」などもあります。

<本用語の使用例>

・今の疲弊した地方の惨状について辛辣に語る
・泥沼化するイラク戦争の惨状は、米国民の意識にも大きな影響を与えた
・福島の惨状を見ると、長期的には原発から依存する体制を脱却しないといけない