蟒蛇(うわばみ)

【読み方:うわばみ、分類:人間】

うわばみは、漢字で「蟒蛇」とも表記され、巨大な蛇の俗称や大酒飲みを指す俗語をいいます。これは、前者の意味(巨大な蛇)については、15世紀頃から見られ、古代語の伝説上の生物「をろち(おろち)」に代わって用いられました。一方で、後者の意味(大酒飲み)については、大蛇が大きな物でも大量に飲み込むということに由来する説や、日本神話に登場するヤマタノオロチが酒に目が眩んで成敗されたということに由来する説などがあります。

なお、うわばみの関連語として、お酒(アルコール飲料)が好きで、たくさん飲める人のことを「上戸」と言います。

<本用語の使用例>

・なんて言いながら、私も彼女達と同類のうわばみ女
・あれもこれもとうわばみのようにガツガツ食べていた
・○○は無類の酒好きで、飲みだすと長っ尻、絡み酒のウワバミになることを自覚している