「サラミ」と「ペパロニ」と「カルパス」の違い

サラミ・ペパロニ・カルパス

ちょっとしたつまみに、またおやつに、食べられるものとして、「サラミ」や「ペパロニ」、「カルパス」があります。日常的には、サラミはお酒のつまみ、ペパロニはピザの具、カルパスはおやつといったイメージもあるのではないでしょうか?

ここでは、見た目が似ている食べ物である、「サラミ」と「ペパロニ」と「カルパス」の違いについて、簡単にまとめてみました。

サラミとは

サラミ(Salami)は、「サラミソーセージ」とも呼ばれ、豚か牛の挽肉、または豚肉と牛肉の合挽肉を原料とし、食塩やニンニク、香辛料などで風味をつけ、低温で乾かして作ったソーセージをいいます。これは、イタリア発祥のドライソーセージの一種で、保存性がよく特有の香味を持ち、サンドイッチやオードブル、つまみ、料理の食材などに広く使用されています。

現在、サラミは様々な国で作られていますが、地域毎に使われる風味に違いがあり、例えば、イタリアではニンニク、ドイツでは塩、スペインではパプリカや赤唐辛子、ハンガリーではパプリカやニンニクなどを加えています。ちなみに、イタリアで最も一般的な「ミラノサラミ」は、細かく挽いた豚肉が使われ、霜降りの脂肪が特徴となっています。

ペパロニとは

ペパロニ(Pepperoni)は、香辛料をきかせたサラミソーセージをいいます。これは、ドライソーセージの一種で、塩気や辛味、スパイシーな香りが特徴的であり、通常、製造過程において、辛みやスパイスなどが練りこまれている点がサラミと異なります。

現在、日本では、ピザのトッピングと言えば、「サラミ」や「チョリソー」が一般的ですが、米国では「ペパロニ」が人気で、長年、ピリッと刺激のあるペパロニと濃厚なチーズの組み合せに、トマトソースといったシンプルなピザが定番となっています。

ちなみに、ペパロニ愛から、カリカリに焼けて、丸いカップのようになったペパロニに脂が溜まっている状態を「甘く熱き脂の聖杯」と表現する人もいるそうです。

カルパスとは

カルパス(Calpas)は、豚・牛・鶏の挽肉、またはこれらの合挽肉を主原料とする、ロシア発祥のセミドライソーセージ(もしくはドライソーセージ)をいいます。これは、ロシア語では「カルバサー(kolbasa)」と言いますが、日本においては、パサパサな食感を連想させ語感が悪いため、製品名として「カルパス」と名付けらたそうです。

一般にカルパスは、サラミと製法や味なども似ていますが、サラミが豚肉や牛肉を使用するのに対して、カルパスはそれに加えて鶏肉も原料としている点が異なっています。また、サラミと比較して柔らかいため、つまみやおやつとしてそのまま食べることも多く、日本の食品メーカーが製造・販売するカルパスは、一口サイズに個包装された製品がほとんどです。

サラミとペパロニとカルパスの違い

最後に「サラミ」と「ペパロニ」と「カルパス」の違いをざっくりとまとめると、以下のようになります。

◎「サラミ」と「ペパロニ」は、見た目もそっくりであるが、「ペパロニ」にはパプリカや赤唐辛子などの香辛料が練りこまれているのに対して、「サラミ」にはこれらが入っていない。そのため、スパイシーで少し辛味を感じるのが「ペパロニ」、辛くないのが「サラミ」である。

◎「ペパロニ」は、「サラミ」の一種であるが、アメリカ化したイタリア料理で使われることが多く、特にアメリカのピザの定番具材となっている。

◎「サラミ」は、イタリア発祥のドライソーセージなのに対して、「カルパス」は、ロシア発祥のセミドライソーセージ(もしくはドライソーセージ)である。また、「サラミ」は、豚肉や牛肉を原料として使用するのに対して、「カルパス」は、それに加えて鶏肉も原料として使用する。

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