休日と祝日と祭日と祝祭日の違い

休日・祝日・祭日・祝祭日

日本人は、長い休暇(バケーション)を取らず、よく働くと言われていますが、カレンダーを見ると結構休みの日があります。会社員や公務員の方など、土日休みの週休二日制で、祝日も全て休める場合、有給休暇をある程度消化できれば、意外と休めるのではないでしょうか?

ここでは、身近な暦用語である、「休日」や「祝日」、「祭日」、「祝祭日」について、その意味や違いを簡単にまとめてみました。

休日の意味

休日(きゅうじつ)は、休みの日のことをいいます。これは、一般社会においては、会社や金融機関、公共機関、学校、病院などの業務や営業、授業などを休む日であり、日本においては、「国民の祝日に関する法律」で定められた休日のことを指し、国民の祝日、振替休日、国民の休日の三種類があり、毎年のカレンダーに記載されています。(個人においては、仕事の休みの日を含む)

祝日の意味

祝日(しゅくじつ)は、日常生活の中では、特に国が定めた休日(祝い日)のことをいいます。これは、毎年のカレンダーに記載され、日本においては「国民の祝日に関する法律(1948年施行)」で定められており、「国民の祝日は休日とする」とされています。

現在、国民の祝日は、元日(1月)、成人の日(1月)、建国記念の日(2月)、天皇誕生日(2月)、春分の日(3月)、昭和の日(4月)、憲法記念日(5月)、みどりの日(5月)、こどもの日(5月)、海の日(7月)、山の日(8月)、敬老の日(9月)、秋分の日(9月)、体育の日(10月)、文化の日(11月)、勤労感謝の日(11月)となっています。

ちなみに、本用語を「いわいび」と発音する(読む)場合は、祝い事のある「めでたい日」を意味します。

<国民の祝日に関する法律(第1条)>

自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

祭日の意味

祭日(さいじつ)は、本来、宗教において重要となる、祭祀(儀礼・儀式)を行う日をいいます。これは、日本においては、1947年に皇室祭祀令が廃止されるまで、紀元節祭や神武天皇祭、神嘗祭などの祭日が国家の休日に指定された名残で、今日でも「祭日=休日」のイメージがありますが、現在は「国民の祝日」の俗称となっています。

ちなみに、祭日は様々な宗教に存在しますが、日本の神道においては、神社で祭祀(神々や祖先などをまつること)の行われる日となっており、有名な神社のウェブサイトでは、年間行事表が掲載されています。

祝祭日の意味

祝祭日(しゅくさいじつ)は、主として国家が制定した、祝日と祭日の総称をいいます。これは、日本においては、1948年に「国民の祝日に関する法律」が制定されるまでの旧制度では、祝日と大祭日の併称として使われていましたが、今日では「国民の祝日」が正式の呼称となっています。

ちなみに、祝祭日は、元々は、祝典(慶祝儀礼)と祭典(宗教祭祀儀礼)の行われる定例日をいったそうです。

休日と祝日と祭日と祝祭日の違い

最後に「休日」と「祝日」と「祭日」と「祝祭日」の違いをざっくっりとまとめると、以下のようになります。

・休日:休みの日のこと
・祝日:国が定めた休日のこと
・祭日:祭祀(儀礼・儀式)を行う日
・祝祭日:祝日と祭日

◎休日は、最も広い、休みの日の概念で、日本では、「国民の祝日に関する法律」で定められた休日のことを指す(個人においては、仕事の休みの日を含む)。

◎祝日は、正式には「国民の祝日」と言い、また祭日と祝祭日は、旧制度の名残で、現在、国民の祝日=祝日=祭日=祝祭日となっている。

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