以上と以下と以内と以外と未満と超の違い

以上・以下・以内・以外・未満・超

日常生活の中で、数値にかかわる用語として、以上や以下、以内、以外、未満、超などがあります。これらは、小学校の算数の時に意味を習っているものですが、いつの間にか曖昧になってしまい、時々、基準を含むのか含まないかで迷うこともあるのではないでしょうか?

ここでは、今一度、頭をすっきりとさせるために、「以上」と「以下」と「以内」と「以外」と「未満」と「超」について、その意味や用法、違いを簡単にまとめてみました。

以上の意味と用法

以上(いじょう)は、基準面の意味では、 数量や程度、優劣などの比較において、それより上の範囲であることをいいます。これより、数量では、その基準を含むことになります。

・80歳以上の老人(80歳を含む)
・3000円以上のお買い上げで送料無料(3000円を含む)

以下の意味と用法

以下(いか)は、基準面の意味では、数量や程度、優劣などの比較において、それより下の範囲であることをいいます。これより、数量では、基準を含んで、それより下を指し、またその基準を含まない時は「未満」を使います。

・25歳以下は入会費無料(25歳を含む)
・5万円以下の罰金に処する(5万円を含む)

以内の意味と用法

以内(いない)は、基準面の意味では、ある基準を含んで、それよりも小さい範囲のことをいいます。これは、時間や距離、数量、順位などにおいて使われるもので、またその他に、ある範囲の内側という意味でもよく用いられます。

・任期満了日前の30日以内に選挙を実施する必要がある
・火口から半径10キロ以内へ入山禁止
・世界選手権では自力で出場枠を確保できる5位以内を目指す

以外の意味と用法

以外(いがい)は、その他であることや、その他のものをいいます。これは、基準面の意味はなく、通常、他の名詞や動詞に付いて用いられることが多いです。また、その他に、ある範囲の外側を意味し、「以内(ある範囲の内側)」の反対語となっています。

・関係者以外の立ち入りが禁止されている
・仕事が忙しく、今は食べる以外に楽しみがない
・それ以外にとるべき道があまりない

未満の意味と用法

未満(みまん)は、基準面の意味では、ある数に達していないことをいいます。これより、ある数を基準にして、その数を含まず、それより少ないことを意味します。

・20時以降は18歳未満は入場不可(18歳を含まず)
・一品1000円未満が中心の価格帯(1000円を含まず、999円以下)

超の意味と用法

超(ちょう)は、基準面の意味では、ある数値を超えることをいいます。これは、通常、「1万円超」や「100kg超」というように、他の語と組み合わせて用いられます。また、その他に、名詞に付いて、程度がそれ以上であることを意味したり、若者言葉で、程度が普通以上であるさまを強調した意味で使われることも多いです。

・日経平均株価は前日比で1000円超下げた
・超満員の観客たちから熱い声援が送られた
・超むかつく、超うまい、超うれしい

以上と以下と以内と以外と未満と超の違い

最後に「以上」と「以下」と「以内」と「以外」と「未満」と「超」の違いをざっくりとまとめると、以下のようになります。

・以上:それより上の範囲であること
・以下:それより下の範囲であること
・以内:それよりも小さい範囲のこと
・以外:その他であること
・未満:ある数に達していないこと
・超:ある数値を超えること

◎1000円以上10,000円以下は、1000円~10,000円で、1000円と10,000円を含む。

◎1000円以上10,000円未満は、1000円~9,999円で、1000円は含むが10,000は含まない。

◎1000円以内は、0円~1000円で、1000円を含む。

◎1000円超は、1001円以上を指し、1000円は含まない。

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