則天去私

【読み方:そくてんきょし、分類:四字熟語】

則天去私は、訓読で「天に則り、私を去る」と読み、我執(自己本位の考え方)を捨て、諦観にも似た調和的な世界に身をまかせること(自然の中において物事を見極めようとする姿勢)をいいます。これは、明治時代の文豪(小説家、評論家、英文学者)である夏目漱石が晩年に理想とした心境(漱石自身の造語)であり、自我の超克を、自然の道理に従って生きることに求めようとしたものです。