満身創痍

【読み方:まんしんそうい、分類:四字熟語】

満身創痍は、全身傷だらけであること、それが転じて、徹底的にいためつけられることや非難を受けることをいいます。これは、体じゅうや全身を意味する「満身」と、刀などで受けた傷や精神的な痛手、手ひどく受けた損害を意味する「創痍」からなる用語です。

なお、本用語と似たようなものとして、「満身傷痍(まんしんしょうい)」や「残息奄奄(ざんそくえんえん)」、「百孔千傷(ひゃっこうこうせん)」などもあります。

<本用語の使用例>

・手首と腰を痛めて満身創痍の体に、寒さと雨はこたえる
・当時の国民は疲弊しきっており、国全体が満身創痍だった