四面楚歌

【読み方:しめんそか、分類:四字熟語】

四面楚歌は、周りが敵や反対者ばかりで、味方のないことをいいます。これは、中国の前漢時代の史書「史記(項羽本紀)」が出典で、「四面(しめん)」は周囲を、「楚歌(そか)」は古代中国の楚国の歌を意味します。

その昔(紀元前203年)、楚の項羽が漢の高祖に敗れて、垓下(がいか)で包囲された時、夜更けに四面を囲む漢軍が盛んに楚の歌を歌うのを聞き、楚の民が既に漢に降伏したと思い、「漢は皆已に楚を得たるか?是れ何ぞ楚人の多きや」と嘆き絶望したというもので、これより助けのない孤立無援の状態をいいます。

<本用語の使用例>

・もはや○○親方は、角界内では四面楚歌の状況と言っていい
・原発反対派の知事は四面楚歌で戦意を失い、さじを投げてしまった
・暴走するエースに周囲はついていかず、すっかり四面楚歌となっている