勤怠管理

【読み方:きんたいかんり、分類:概念】

勤怠管理は、出勤や退勤、欠勤などの勤怠を把握し、管理することをいいます。これは、会社員や公務員、教員、団体職員、パート、アルバイトなどが勤務先において、タイムカードやICカード、生体認証、出勤簿などを用いて、出勤時刻や退勤時刻などを記録することを指し、日々の勤務状況を把握するために行われます。また、勤怠管理を効率よく行えるシステムを「勤怠管理システム」と言い、昨今、人事部門や総務部門の業務負担を軽減するために、パッケージソフトやクラウドサービスを利用するところが増えています。

一般に勤怠管理システムを利用すると、個々人の出勤状況や残業時間、年次休暇の消化状況などを容易に把握できるほかに、部門および全体の労働時間や残業状況なども容易に把握できるため、人材配置の適正化や改善などが容易になります。なお、実際のシステムについては、提供先によって機能や価格などが様々ですが、主な導入ポイントとして、打刻方法、出勤管理、残業管理、自動集計、シフト管理、休暇管理、グループ設定、帳票出力、給与ソフトとの連携、サポート体制などが挙げられます。