命式

【読み方:めいしき、分類:四柱推命

命式は、四柱推命において、生年月日時の干支八字を一定の原理と方式に則って、書式化・図式化したものをいいます。これは、占う人の生年月日と時刻を一定の法則に基づいて表にしたもの(個人の出生データを基に作成される図式)で、その人の「運命の方程式」と言えるものです。

一般に命式は、干支十干十二支を組み合わせた60を周期とする数詞)・変通星天干星)・十二運地支星)・蔵干(地支による変通星)・五行図・大運・流年・吉凶星(神殺)などから成り立っています。 また、同じ人物でも流派によって蔵干や星の名称、大運の出し方に違いがあり、重んじる吉凶星(神殺)が異なるため、 命式の様態が違ってきます。さらに、その鑑定にあたっては、命式の解析方法や読み解く知識に流派の違いや個人の実力の差が顕著に現れると言われています。

なお、四柱推命とは、中国由来の代表的な占術の一つで、生まれた年・月・日・時の四本の柱を基に、その人の運命を占うもの(人の命運を推察する方法)をいいます。