検疫

【読み方:けんえき、分類:出入国】

検疫は、国内に常在しない感染症(伝染病)の侵入や蔓延を防ぐために、必要な検査や措置をとることをいいます。これは、港や飛行場などで、旅客や貨物などを検査し、必要に応じて隔離や消毒等の措置を行うことであり、日本では、国際連合の世界保健機関の世界保健規則と自国の検疫法に従って、人や食品の検疫は厚生労働省が、動植物の検疫は農林水産省が行っています。なお、国際空港には、空港検疫所があり、国際線の旅客に対しては、検疫手続きなどを行っています。